エネルギー・環境教育セミナー 報告書


テーマ: エネルギー・環境教育セミナー
開催日時:

平成26年11月20日(木) 14:00 〜 17:00

場  所: 福井商工会議所ビル 地下 コンベンションホール
主  催: 経済産業省資源エネルギー庁
主  管: 福井県環境・エネルギー懇話会
公益財団法人 日本科学技術振興財団
後  援: 福井県教育委員会
福井市教育委員会
■ 主催者挨拶

挨 拶

経済産業省資源エネルギー庁 長官官房
総合政策課 調査広報室
 

室長補佐 大江 健二

(要旨)

 今年の4月にエネルギー基本計画が閣議決定され、政府としてもようやくエネルギー政策の方向性を打ち出すことができました。基本計画ではエネルギー教育の推進の重要性について述べられており、資源エネルギー庁としてもこの方針に基づいてエネルギー教育普及事業をリニューアルした形で進めているところです。

 皆様ご存じのとおり、我が国のエネルギーを取り巻く環境は、東日本大震災以降、大きく変わってきています。我が国のエネルギー事情も非常に厳しい状況です。海外の化石燃料への依存度が非常に高くなり、エネルギー資源の輸入が多くなっていることから、貿易収支も赤字になっています。これに伴い多大な国富が海外に流出し、燃料価格や電力価格の高騰は、日常生活のみならず、企業の生産活動にも黒い影を落としています。また、化石燃料を多く使っていることで、CO2の排出量も増えており、課題が山積しているのが現状です。

 そもそも、資源のない我が国がエネルギーを海外に依存することは、今に始まったことではなく、こうした特質は今後も続いていくものと思われます。こうした中、これまで我が国では、省エネルギーや技術開発の推進、エネルギー源の多様化など、多大な努力で乗り越えてきたように、今後もこうした難題に取り組んでいくうえで、国民一人一人がエネルギー事情について理解を深め、エネルギー問題解決へ関与・参画していくことが求められています。

 こうした意味でも、今後の日本を背負っていく子どもたちが将来についての準備を行うことは、非常に重要だと考えております。特に、エネルギーについて関心を持ち、広く学んでいくことは、将来、彼らがエネルギー政策に関与していく主体となったときに、適切な判断の下で行動していくうえで、非常に役立つと思います。

 こうしたことから、学校教育の現場でエネルギーに関する基礎的な知識を教育プログラムの一環として取り上げて、エネルギー教育を行うことは非常に意義のあることと考えております。資源エネルギー庁といたしましても、エネルギー教育普及事業や情報提供の更なる充実等を行っておりますが、今後も多方面からの取り組みを行うことで、皆さまの活動を後押しできればと考えております。

 最後に、宣伝になりますが、資源エネルギー庁ではエネルギー教育にも役立てていただけるよう、最近の我が国のエネルギー事情について分かりやすく説明したパンフレットを作成していますので、印刷が出来ましたら、また、改めてご報告させていただきます。

 ご列席の皆様のエネルギー教育の普及に向けたご理解・ご協力をお願いしますとともに、こうしたセミナー等の活動などなど全国各地でエネルギー教育が進み、多くの子どもたちがエネルギーに対する理解を深めていくことを期待して、私のご挨拶とさせていただきます。

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