エネルギー・環境教育セミナー 報告書


テーマ: エネルギー・環境教育セミナー
開催日時:

平成25年11月19日(火) 14:00 〜 17:00

場  所: 福井商工会議所ビル 地下コンベンションホール
主  催: 経済産業省資源エネルギー庁
主  管: 福井県環境・エネルギー懇話会
公益財団法人 日本科学技術振興財団
後  援: 福井県教育委員会
特別協力: 福井市
福井市教育委員会
■ 主催者挨拶

挨 拶

経済産業省資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力立地・核燃料サイクル産業課
 

原子力広報官 大野 吉治

(要旨)

 資源エネルギー庁では、3.11の事故を機に全ての広報事業を一旦中断し、そのあり方について見直さざるを得ませんでした。そのような中で、「放射線の理解促進」の事業のみを今も継続して行っていますが、本日はその放射線の知識の普及ということで、教育関係者向けのセミナーを当会場で開催させていただくことになりました。

 現在、今後の原子力のあり方等を定める「エネルギー基本計画」を策定中です。昨日もそれを審議する総合資源エネルギー調査会の10回目の会合が開かれましたが、昨日の議題の一つが「国民各層とのコミュニケーションの在り方」でした。そこでは、『いわゆる安全神話に基づく広報となってしまい、リスクコミュニケーションが不十分であったこと』、『専門用語が多く、国民目線で見たわかりやすさへの配慮が欠けていたこと』、『情報提供の仕方について客観性が失われていたこと』等が議論されました。このほかにも、消費地と生産地によって意識の差が大き過ぎて、生産地での理解なり広報活動が十分ではないという意見もあり、まさに自分の職責であり身につまされる思いでした。

 このような議論がされている一方、福島事故から2年半がたって、気になることもあります。一つは、福島から離れれば離れるほど、関心がだんだん薄れてしまっているのではないかという懸念です。二つ目は、教育の現場で、次の世代に理解を深めてもらう重要性について認識してもらうことです。

 本日、この会場には放射線の理解促進ということで、理科の教育関係者が多いかと思いますが、理科の先生方のみならず、社会科の先生なり、技術家庭の先生なり、学校の関係者にもっと関心を持っていただいて、放射線に対する正しい情報、あるいは日本のエネルギー事情等について子供たちに教えていくことが重要だと思います。本日のセミナーが、その一助になることを真に願っています。

 最後に開催に当たりまして、福井県環境・エネルギー懇話会をはじめ関係者の皆様方に深く御礼申し上げます。

Copyright(c) The Society for Environment & Energy in Fukui Prefecture All Rights Reserved.