先生のためのセミナーレポート


テーマ: エネルギー・環境教育セミナー
開催日時:

平成28年11月24日(木) 14:00 〜 17:00

場  所: 福井商工会議所ビル 地下 国際ホール
主  催: 福井県環境・エネルギー懇話会
共  催: 近畿・北陸エネルギー教育地域会議
後  援: 福井県教育委員会
福井市教育委員会
■ 挨拶

挨 拶

経済産業省資源エネルギー庁 総合政策課 調査広報室
 

室長補佐 永見 祐一 氏

(要旨)

 本日は、第17回エネルギー・環境教育セミナーにお招きいただき、誠にありがとうございます。私は着任してまだ間もない状況で、こうして皆さまの前でご挨拶させていただくのは恐縮なのですが、振り返ると私が入省して間もない1997年に京都議定書が締結された時、私は省エネルギー対策課におりました。あのときは、本当に数値目標が決まるのかどうか京都会議の最終日まで見通しがつかなかったのですが、日程延長の末、日本は-6%と決まりました。あれから長い時が過ぎたと感じます。

 本日はエネルギー・環境教育セミナーということですが、私自身は小学校から高校まで、そういった授業は受けてきませんでした。それが今、小学校、中学校の教育現場ではしっかりと教育が行われはじめており、皆さまの知見が集積された教科書や資料集が使われているのを見て、非常に感銘を受けました。

 エネルギーについては、私が入省した頃は、まずエネルギー安全保障、経済成長、そして環境保護という流れでしたが、福島第一原発の事故を受けて、エネルギー政策はまずは安全性が最も大きなテーマとして、日本で、そして世界で議論されている状況です。

 エネルギーの問題は、子どもたちが考えるのに最も身近でかつ重要な問題だと考えております。それは毎日使っているものであり、いろいろな産業につながり、社会全体を支えているからです。そして、さらに世界のエネルギー供給バランス、世界の経済成長、世界の安全保障などと非常に密接に関わってくるものだからです。その中で日本のエネルギー政策をどう考えるのか。何が正解かは見る方向によって一つではないかもしれませんが子供の頃からそうした課題をしっかり考えていくことは、とても重要なことだと思っております。

 資源エネルギー庁の調査広報室では、毎年「エネルギー白書」を出版しています。政策的なことを書くというよりも、今までのファクトがどうなっているかをまとめたもので、そこから世の中の変化が読み取れます。今後とも国民の皆さまに日本のエネルギーの置かれた現状を正しくお伝えするとともに、学校教育の現場で使えるような広報資料も皆様と一緒に作成し、エネルギー・環境教育に取り組んでいきたいと考えています。

 皆様の益々の御活躍を祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

Copyright(c) The Society for Environment & Energy in Fukui Prefecture All Rights Reserved.